デン・ハーグでのピアノレッスン

リズム感、集中力、問題解決能力、よく鍛えられた耳、音楽史や様式の理解、想像力・創造力、そして自由な音楽性…私のピアノのレッスンでは、ピアノを弾くという技術的な能力の他に、これらのことを習得することにも重きを置いています。

全ての生徒が違う人間であるように、レッスンプランも個々に合わせて作っています。数あるピアノ曲の中から、どの曲が今の生徒さんの学習に必要か、今までの進度と将来的な目標に沿って選び、生徒さんの成長のお手伝いをさせて頂いています。

私の自宅(デン・ハーグ市内、YAMAHAのグランドピアノを使用)でレッスンを承っております。出張でのピアノのレッスンは、デン・ハーグ市内であれば可能です。どうぞお気軽にご相談ください。

4-5歳以上のお子様からプロを目指している方まで教えています。ご自宅に練習できる環境(電子ピアノか、アップライトピアノ、グランドピアノ)がございましたら直ぐにレッスンを始めることが可能です。


生徒さんの親御さんからの声

Now my kids can read music scores and play the piano with a gentle touch. They found the fun of playing music.
— S.N
They made tremendous progresses in just 1 year, thanks to you!
— S.D
You taught children carefully according to the child’s level. Clearly his level has improved.
— M.H

ピアノレッスンについて

  • 私は3歳からピアノを習い始め、8歳ごろからソルフェージュを桐朋学園大学附属子供のための音楽教室で勉強しはじめました。その後桐朋女子高等学校を卒業し、直ぐにアムステルダム音楽院に留学しました。音楽院ではオランダを拠点に世界で活躍するピアニスト・教育者のブロンズ教授に学部の4年間師事しました。ブロンズ教授からは西洋音楽の伝統に根差した解釈を教わり、修士の2年間は、旧ソ連時代のモスクワでも活躍し、コアなファンも多くピアニストしても人気のあるグルーベルト教授からより深い楽曲の解釈と、私の演奏家としての長所をより伸ばして頂きました。現在はオランダでピアニスト、そしてピアノ教師として活動しております。

    ピアノのレッスンをすることで、私が習ってきた西洋音楽の伝統や文化的遺産を少しでも後世に伝えていきたいと存じております。オランダに住み始めて以来、3歳から大人の方まで幅広くレッスンを行ってきました。特に小さい子供のレッスンでは毎回創意工夫をしながらレッスンに臨むのが楽しいです。

  • 人前で弾く楽しさや、一つの目標に向かって努力することを体験できるよう、年に1度発表会を行っています。普段の練習の成果を他の生徒さん・親御さんに聴いてもらうことにより、よりピアノの学習が楽しくなり、モチベーションの向上に繋がっていることを私も教えていて感じております。

  • 特に小学年の生徒さんで多いのですが、前の先生のところでやった宿題のドリルやワークブックの内容を全て忘れてしまい、私が楽典に関する質問をした時に答えられないケースがよく見受けられます。ただ宿題を与えて、生徒さんが勝手に全て理解するだろうと見込んでしまうのは間違っていると思います。

    ドリル等の宿題は慣れてくると、「適当にやっておけば丸をもらえる」と生徒さんは思いがちですが、音楽理論や楽典をしっかりと理解し、ピアノの演奏や練習で実践してもらうには何度も先生が繰り返し教えることが必須だと私は考えております。

    いつか先生無しにピアノを弾きたくなった時に、しっかりとした基礎があれば自分で楽譜を読み、理解することができます。私のレッスンではその時一瞬の知識や理解ではなく、大人になっても、年を取っても生きている能力を訓練するようにしています。

  • 特に初心者の生徒さんは、年齢は関係なくリズム感を養うことが大切です。楽譜は自力で読めるようになったとしても、リズムは独学では難しいのは事実です。特に大人になってから趣味でまたピアノを弾き始めた方が特に苦労するのがリズムです。

    子供の生徒さんのレッスンではソルフェージュ(器楽を演奏する上で必要な基礎的な知識や楽譜の読み方、音感のトレーニングなど)を積極的に取り入れております。具体的にはメロディーの採譜(耳の訓練)、初見での演奏(読譜力の向上)、リズム叩き(リズム感を養う)、初見で歌う(音楽性と創造力を高め読譜力を上げる)、などを組み合わせて指導しております。

    全ての生徒さんに当てはまることですが、レッスンを通して音楽理論や楽典、音楽史を学び、それを実際の演奏に活かすことも大切です。そして、私のレッスンではこれらを通して、より自由に、よりクリエイティブに音楽をつくれるようになることを目標の一つとしています。